今日の戦況図。
南部平野の主要域を占領したアゼルバイジャン軍は道路沿いをさらに前進中。
南の外れ(地図左上の水色部分)ではついにアルメニア国境に達し、国境検問所を占領した模様。
アゼルバイジャンの鉄オタ勢は、第一次カラバフ紛争で徹底的に破壊された、アルメニア首都エレバン
までの直通路線が再建できると喜んでおるとか。
主力は川に沿ってラチン回廊切断のため北上中で、アゼルバイジャン兵がネットにアップした動画に
よると、先鋒はラチン回廊を横切る高速道路まで20kmほどの地点まで進んでいる模様。
一方のアルメニア軍は空襲を喰らいやすい南部平野を捨てた代わりに、山岳地帯や森林地帯に部隊を
移動させ、徹底抗戦の構えだとか。
カフカスの軍事アナリストによると、すぐそばまで山地が張り出している北部境界線や、長年にわたる
工事で要塞化が進んだ東部境界線と異なり、南部は一度境界線際の防御線を抜かれると遮るものが特に
ない荒れ地が続いているので、航空優勢を失っている以上はそうするしかないねとのこと。
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