>>320
結局のところ
銀行の貸出残高はバブル以降増えておらず
貸出残高が信用創造であり、それがGDPの限界なので
誰かが借金するしかないわけだ
国が借金したから民間の預金残高が1000兆円になったわけね
これは国債の発行額とほぼ同じ

麻生太郎氏基調演説3

少なくともデフレーションによって何が起こったか、会社が極端な事を言えば債務超過してしまった。
そこで利益を増やす「利益の最大化」をやってもだめ、それより「債務の最小化」をはかったほうが会
社としては安定する、このことに気がついた方もいました。こういった方は利益を債務の返済にまわした。
どれくらい回したか。1990年代初頭、日本の会社300万社、全社で50兆円借りていましたが、これ
を一斉に返し始めた。結果何が起こったか、銀行には大量に金が返ってきた。銀行といっても実際に
は金を貸して成り立っているもので、金を借りる人がいなければ成り立たない。結果、多くの銀行がバ
タバタと潰れた。これはみんなが金を借りないかよ。これが1998年くらいになると借りているお金よりも
帰ってくる金が多くなった。ここでまでくると銀行はもう軒並み万歳、どれくらい余ったか、50兆円借りて
たものが返済超が30兆、プラスマイナス80兆差が出た。これでは銀行が成り立たない、そこで政府は
どうしたか。その30兆を政府が借りたんですよ。政府が借りなければ銀行は軒並み倒産、みなさんの
預金もすべて消えたんです。政府が30兆、40兆と借りてくれたから銀行は帰ってきた返済超のお金を
全部国が発行する借金、国債を買ったんです。あれは国の借用書です。正確に言えばあれば政府の
借用書です。日銀券というのも同じです。あれは日本銀行が皆さんから一万円借りてるのと同じです。