『韓国「反日主義」の起源』なる本を手に入れて読んでみたら容赦のなさに笑えたので感想

要約
・いうほど反日も抗日もしていなかったし、戦後も親日派の処断は行わずに横滑りさせた。
・独立運動は微弱で、賊に類するものが大いに混じっていた。
・日本統治下の朝鮮には反日文学・絵画と呼べるものはほぼなく、プロレタリア文学さえ日本人の同志との連帯を説く始末。
・他国の征服史がほぼないので、「日帝」の満州植民事業にノリノリで参加した。
戦後はアジア・アフリカ諸国に比して独立戦争にまつわる流血の歴史を欠いているので
独立軍とやらの働きを捏造といえるほど盛った。朝鮮は勇ましい歴史というものを大いに欠いているせいである。
・韓国は冷戦史の隙間を縫って生まれた不思議の国である。日本のクローンとして生まれ、中ソの南下を防いで
日本が負けてくれたこと、アメリカがフィリピンほどにも朝鮮に興味を持たなかったから韓国は存在する。
・戦後、一時しのぎとして始まった反日以外に国家イデオロギーづくりをしようとしたが、
前王朝の文化を消して中華に媚びるスタイルなので伝統らしい伝統は残っていない。伝統もないので右翼と呼べる勢力はない。
檀君神話ですら近代に創作されたものに近く、礼拝・神殿・祭礼の類を欠いているため国家をまとめるイデオロギーには程遠い。
・そんな伝統もなければ画期的なイデオロギーも発明できないので消去法で反日が国家イデオロギーとなった。
・そもそも小中華で通してきた歴史上自前のイデオロギーとかアイデンティティを持ちようがなく、現在進行形の失敗も仕方ない。

とまあこんな調子で大量の資料(参考文献ページが学術書級に長い)を駆使しながら全力で殴っていくという内容でございます
wikiにもある韓国の国家戦略議論をリードしてた人も目を通しているかも知らないがまあ闇は深い……
韓国でなければ同情しちゃってたところだ……