【中央日報】韓国の軽攻撃機FA−50輸出に支障…予算不足のアルゼンチン、部品も英国産で [11/02]
(前略)
こうした中、アルゼンチンは次世代戦闘機事業を進め、価格が安くて性能も良い韓国産FA−50に関心を見せていた。
そして昨年7月、アルゼンチンがFA−50を導入する計画という報道があった。 アルゼンチンは8機のFA−50購入を検討した。
購買代金8億4000万ドル(約920億円)を今後10年間に2度に分けて支払う案も浮上した。

しかし新型コロナウイルス感染症がアルゼンチンで広がり、国防費が急減した。このためアルゼンチンはKAIとの交渉を延期していた。
こうした状況でアルゼンチン国防相がKAIの公文書を公開した理由は、英国に契約白紙の責任を転嫁しようとしたのではという解釈が出ている。
アルゼンチンとしては泣きたいところに英国から殴られたということだ。

防衛事業庁の関係者は「KAIとアルゼンチンの交渉はまだ初期段階」とし
「英国の禁輸問題は政府間で解決する事項だが、まだその段階に入っていない」と説明した。

FA−50は訓練機T−50ゴールデンイーグルを軽攻撃機に改造した機種。 最大速度はマッハ1.5(時速1836キロ)で、戦闘の行動半径は444キロ。
5トンほどの武装が可能だ。 韓国空軍とフィリピン空軍がFA−50を保有している。

中央日報日本語版 11/2(月) 7:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e6eb5df1ae2a615ecbbd11da578c93f148ce93c

えーと戦闘行動半径444kmって、アルゼンチン本土の一番近い空軍基地からでもフォークランドまでは700km余りの距離があるのだから、
それでは島に近づく事すら出来ないんじゃね?

これは爆装状態での数値だろうけど、1982年のフォークランド紛争時ですら旧式だったスカイホークやミラージュですらどうにか往復が出来たのに、
実用戦闘行動半径が500kmに満たないなんて、いくら元が練習機とは言え短過ぎ。

アルゼンチン空軍がFA-50の導入をドタキャンしたのも、コロナによる経済難や英国の妨害以外にも、フォークランド攻撃に使えない足の短さが
アルゼンチン空軍の要求を満たせなかったのかも?