2020.11.24
アイアンドームが欲しいサウジ、イラン包囲網を構築したいイスラエル
https://grandfleet.info/middle-east-afria-related/saudi-arabia-wants-iron-dome-israel-wants-to-build-a-siege-of-iran/

(抜粋)
サウジアラビアは2019年9月、イエメン国内に拠点をおくシーア派の武装組織フーシに石油施設を破壊されてしまい
防空システムの欠陥が露呈してしまった状態で、これを補完することがサウジアラビアにとって最も優先されるべき課題と言える。

攻撃を受けたサウジアラビアの石油施設は米国製防空システム「パトリオット(PAC-3弾対応)」やフランス製の
短距離防空システム「R460 SICA(クロタルのサウジアラビア仕様)」、固定拠点の近距離防空システムとして開発された
ドイツ製の「スカイシールド」で守られていたにも関わらず、フーシが使用したイラン製巡航ミサイル「Ya-Ali」や
イラン製無人航空機(中国製UAVも使用された模様)による攻撃を防ぐことが出来なかった。

サウジアラビアとアラブ首長国連邦はバラク8とアイアンドームで構成されたイスラエル製防空システム導入に
関心を寄せていると現地メディアが報じており、これを実現するためにはサウジアラビアが
「パレスチナ問題棚上げ」を容認してイスラエルとの関係改善を進めるしかない。
(以下略)
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なるほど・・・
イスラエルとサウジの関係改善の動きの裏には、こういう動機があったのか。