>>615
戦車部隊は基礎教育として部隊構成員全員が一通りの戦車兵教育を受けるのが普通。
戦車搭乗員は全員が操縦から兵装の操作までこなせるようにはなっているし、「司令部の通信員」というようなポジションの人でも操縦その他もできる。
(なお戦争末期のドイツみたいな状態だとこの限りではない)

歩兵部隊でも「自分の所属する兵科に配備されている兵器は一通り扱える」ように教育されるのが普通だけど、「扱い方を教育されている」=「問題なく扱える」かと言えば必ずしもそうでもないので、
「使い方は習ったけど、今それいきなり渡されてはいこれ使え、と言われても無理です、せめてマニュアル読み直してから出ないと……」ってのはよくある。

徴兵制があって「みんな一回は歩兵になるけど、兵役期間後に職業軍人を選択しない限りは1年やれば終わり」というような制度の国だと、小銃と拳銃の使い方、それに手榴弾の投げ方だけ教わって終わり、という軍隊もあったりはする。