例のリットン調査団の報告書にしろ、一方的に「満州は日本の不当占拠、中華政府へ返せ、日本は撤兵しろ」ではなく
不毛の地を開拓した日本の努力を認めつつ、両者で話し合って解決策を取れ的な、割りと日本の既得権益にも配慮した
内容になっているんだが、そそもそも中華政府と話し合う気など毛頭ない日本側が、せっかく妥協案を匂わせて来た
欧米側の報告書を一蹴してしまったのが勿体ない感じだ
あの頃の日本は外交下手と言うか、対外情勢の解決を外交に期待する気が軍部に全然無かったしね