>>886
日本は中華政府との直接交渉による解決を望んでたはずだが
だから19国委員会による解決は不調に終わったしこれを受けて連盟規約15条に基づく勧告案が採択されたことを日本側は不服としたんだから
またこの態度のせいで勧告案を受け入れない場合連盟規約16条に基づく経済制裁をなされるおそれがあり結果勧告案が総会で賛成多数で可決したことを受けて連盟脱退に至るので終始他国の介入による解決を嫌ってたはずなんだが

またリットん報告書を日本側が受け入れられなかったのは報告書完成前に満州国を承認して立場を明確にしていたのに同報告書が1.満州国を承認しなかったこと2.満州における中国の主権を認めたこと3.満州国に代えて東北三省自治政府を設置し日本人顧問を主とする外国による保護を提案したことが上記立場と真っ向から対立したからなので当時の日本的には受け入れられないものではある