リデル級や今後、建造される中国側の一万トンを越える大型駆逐艦などのカウンターは、

他でもないDDHの改装空母に搭載されるF-35B等、またはF-3戦闘機

現在の海上自衛隊は大型水上艦どうしの交戦は想定していないと考えます。
SSMは積むが積極的な水上艦攻撃を行うためではなく、あくまでも水上艦との交戦を避けるため、自衛装備として積む

ただ、リデル級のような駆逐艦が冷戦時代にソ連海軍が思い浮かべていた米空母部隊に向けてのミサイル飽和攻撃の実現であるならば、
それを迎撃するための従来のミサイル搭載護衛艦よりも多くのSAMを載せる必要があります。

中国海軍が運用を目指している対艦(短距離)弾道ミサイルをロシア海軍も運用する可能性があります。
そうなったとき、その装備の運用はリデル級駆逐艦を筆頭に行われていくことも考えられます。

あくまでも日本本土を飛翔する弾道ミサイルを探知・迎撃するのであればイージス・アショアで十分ですが、
米艦隊や護衛艦隊の脅威となる対艦(短距離)弾道ミサイルの迎撃は、従来より性能向上されたイージス艦(BMD艦)がより多く必要なのです。