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>打倒スペースX! ロシアの新型再使用ロケット「アムール」の挑戦 2020/10/16 15:32
ttps://news.mynavi.jp/article/20201016-1419075/

>もうひとつの問題は、ライバルのさらなる飛躍である。
>アムールが初打ち上げを行う予定の2026年には、ファルコン9はいま以上に打ち上げ数を重ね、信頼性を積み重ねることになる。
>さらに、同社の次世代ロケット「スターシップ」は、燃料にメタンを使い、打ち上げコストも200万ドルという破格なものになるとされる。

>また、米国の別の民間企業ブルー・オリジンが開発している「BE-4」エンジンも液化天然ガスを使っており、同社の大型ロケット「ニュー・グレン」や、
>ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の「ヴァルカン」ロケットに搭載され、2021年から打ち上げが始まる予定となっている。
>アムールが登場する2026年には、これらのロケットも何機も打ち上がり、一定の信頼性を確立している可能性が高い。
>さらに欧州や日本でも、次々世代のロケットはメタンを使った再使用型になることが見込まれている。

>そのため、アムールがこうした先発優位を切り崩せるような、なんらかの優位性や付加価値を発揮できない限りは、これらのロケットがひしめく市場に参入し、
>シェアを奪還することは難しいだろう。

つまりロシアが数年後に今のファルコンシリーズに伍する性能の再使用型ロケット打ち上げに成功しても、スペースX及び競合する欧米系民間宇宙企業は
更に高性能かつ低コストな再使用型ロケットの開発と実用化を進めている・・ という事ですしね。

しかしこんな状況だと韓国の宇宙クラスターの皆さんは希望も展望も持てなさそう。
日本ですら米国のそれと比べると打ち上げコストや衛星打ち上げ受注実績で圧倒的な差を付けられているのに、韓国のそれは車輪の再発明じみた
競争力皆無のロケットを乏しい宇宙開発予算枠の中、数年に一回打ち上げるのがやっとなのだから、追いつくどころか更に差が広がる一方です。