物語の類型として貴種の流浪と帰還は普遍的であり、むしろ努力・友情・勝利の三本立てが特異な現象だったのでは?

あと、日本においては”特定の父系血族集団への所属”が重視されないことも意外と重要なポイントだと思う。
類型論から見れば、血統というよりはスティグマであり、”主人公として選ばれた証拠の焼き印”なのだ。なお拒否権。