学術会議 “政府から独立した新組織に” 自民作業チームが提言
2020年12月9日 20時28分

日本学術会議の在り方を検討する自民党の作業チームは、学術会議を政府から独立した新たな組織に
するとともに、会員を選ぶ方法は投票などの透明で厳格な手続きに改めるよう求める提言をまとめ、近く
政府に申し入れることになりました。
日本学術会議の在り方を検討してきた自民党の作業チームは、9日の会合で政府への提言をまとめました。
提言では、日本学術会議について「期待される機能が十分に発揮されているとは言い難い」と指摘したうえで、
必要な役割を果たし、政治的中立性を担保するためにも、独立行政法人や特殊法人など政府から独立した
新たな組織として再出発すべきだとしています。
また、会員を選ぶ方法については、投票などの透明で厳格な手続きに改めるとともに、企業で働く研究者や
若手研究者の登用も積極的に検討するよう求めています。
一方、新たな組織にした場合の財政基盤については、会員からの会費や民間からの寄付など、自主的な
財源の強化を検討すべきだとしていますが、当面は、政府が支援する必要があるとしています。
作業チームは近く、この提言を井上科学技術担当大臣に申し入れることにしています。
座長を務める塩谷元文部科学大臣は「政府も年内には学術会議の在り方について方向性を出すと聞いて
おり、提言に沿った内容になるよう働きかけていきたい」と述べました。
(ry

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201209/k10012754591000.html

藪をつついたら蛇が出たのであーる