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軍は偵察衛星5基を開発する「425事業」を進めている。
合成映像レーダー(EO/IR)衛星2基は、韓国航空宇宙研究院が2022年と2023年にそれぞれ1基ずつ開発する予定だ。
高性能映像レーダー(SAR)衛星3機は2024年に国防科学研究所(ADD)が開発することになった。
軍はEO/IR衛星の発射体は米国のスペースXに決定しており、SAR衛星3機は来年上半期にスペースXをはじめとする海外4社の中から選定する計画だ。

軍が超小型偵察衛星の『キューブ衛星』から韓国型固体燃料発射体を活用すれば、民間宇宙発射にも活用できる。
これまで国内で固体燃料を使用できる発射体は推力が韓米ミサイルの指針に従い『100万ポンド・秒』で縛られていた。
2013年に打ち上げられた韓国初の宇宙発射体羅老(ナロ)号(KSLV-I)の2段部が推力『100万ポンド・秒』に合わせて開発されたのもこのためだ。

しかし固体燃料発射体を開発すれば100万ポンド・秒を超える固体燃料ロケットの開発が可能になる。  来年打ち上げ予定のヌリ号以後から適用することもできる。
ヌリ号のロケット1段目は75トン級液体エンジン4個束(clustering)300トン級で、2段目は75トン級液体エンジン1基、3段目は7トン級液体エンジンだ。

しかし、ヌリ号1段目に追加する固体ブースター(SRB)として使えば、搭載衛星の重さを2トンに増やすなど、ヌリ号の活用度を高めることができる。
100万ポンド・秒推力の固体エンジンを120万ポンド・秒を出せるエンジンに改善すれば、米国やロシア、欧州、中国、日本、インドのように約300キロ級の月着陸船も
月に送ることができるという意味だ。

政府関係者は「国内技術で韓国型固体燃料発射体が開発されれば、最近開発に成功した弾頭重量2トンの『怪物ミサイル』玄武-4をはじめ、大陸間弾道ミサイル
(ICBM)と中距離弾道ミサイル(IRBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発も可能だ」と述べた。
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=001&oid=277&aid=0004810453
https://news.v.daum.net/v/20201215104818989