【仏国】パリ市、男女雇用均等法違反で罰金 市長「ばかげている」【女性軽視】

 フランス政府は、自治体管理職への男女クオータ(割り当て)を定めた法に違反しているとして、
パリ市に9万ユーロ(約1100万円)の罰金を科した。パリ市長のイダルゴ氏が15日、
市議会で明らかにし「ばかげている」とした。

 フランスでは12年、女性の政治参加を進めるため、自治体の管理職登用で男女それぞれ40%以上
とすることを定めており、市は違反と認定された。
 政府の決定に対しては政権内部でも異論があり、公共変革・公務員相のモンシャラン氏はツイッターで、
自治体への割り当て規制は19年に廃止されたと反論、イダルゴ氏を支持した。
 一方で、同相は「パリ市の罰金は女性起用を進めるために使う」ともしている。

 イダルゴ氏は、「ばかげている。男女平等の推進で、パリ市が成功したことを誇りに思う」と述べた。

https://www.sankeibiz.jp/workstyle/news/201216/ecd2012162208003-n1.htm


フェミニスト大勝利。