>>455
・馬の体格も外国に比べて小さいため牽引力が弱く、起伏が大きい日本の地形で重い大砲を運搬するには大変コストがかかる
・日本の鉄は製鉄技術の都合上鍛鉄には向いていても鋳鉄に向いていなくて大砲の強度が中々確保できず、耐えうる強度にするにしろ鉄を海外から輸入するにしろこれまたコストがかかる
・大砲を使用する主目的は敵兵の殺傷よりも要塞戦における壁の破壊であって、日本の城は大抵山城なので効果が薄い
・もう一つの主な使用用途である海戦も当時は小舟での殴り合いが精々で大砲を積んだ巨大船同士の殴り合いなんて起きなかったので大砲を使う必要が無かった

まあ結局他国よりも生産・運搬コストが格段に高い割にそれに見合う効果が出せなかったという事やね
戦国を終えて平城が主体となってからはまた違ってくるんだけど