かつて、絶対に負けられない戦いがここにある、という名言がありましたが、戦略的見地から、絶対に勝ってはならない、むしろ負けるべき戦いというのも同様にあるはずですが、軍事戦略として、負けるべき、もしくは勝ってはならない場面での上手い負け方という概念はありますか?実力的に勝てないから負けるとか、わざと八百長するとかではなく、勝たされると得られる権益なり名誉以上に首が絞まるという意味で。逆に弱者の戦術として、負け前提で相手のリソースの消耗を誘って詰めるというやり方もあるようです。相手に負けを認めさせず、わざと勝たせて必要以上のリソースを突っ込ませて疲弊させる戦法です。見た目優勢だけど実は詰んでて後に退けないだけとか、劣勢に見えてしっかりリソースを温存して優位を保っているという場面です。