戦果の過大報告が生じる原因は何でしょうか?
(報告者が悪意を持って戦果水増しをした場合を除く)

攻撃に参加した本人の目視と自己申告で
対空戦の場合、標的が墜落し地面海面に激突または空中分解したのを見届けることなく撃墜と報告し、
対艦戦の場合、標的が水没するのを見届けることなく撃沈と報告したことになります。

回天の戦果ですと、伊47は1月12日に四基発進(判定:大型輸送船4隻轟沈)、伊53は同日三基発進(大型輸送船2隻轟沈)、
伊58は四基発進(特設空母1、大型輸送船3隻轟沈)、伊36は四基発進(有力艦4隻轟沈)、
伊48は未帰還[61](油槽船1隻・巡洋艦1隻・大型輸送船2隻轟沈)となった[60]。
総合戦果判定は特空母1、大型輸送船9、油槽船1、巡洋艦1、有力艦6、合計18隻轟撃沈
というものだったが、戦後調査によれば該当する記録はない

だそうです。生還した潜水艦は、なぜ戦果誤認をしてしまったのでしょうか。
伊48に至っては未帰還なのにどうやって戦果判定をおこなったのでしょうか?