こぐまレンサ

ゲイの芸術家が女子高生を自宅の地下室に拉致監禁して子供を産ませて、
その子共を新たな言語と新たな環境下で育てることにより
子供が既存の価値観に縛られない芸術を創造することを狙う。

6歳になった子供(コグマ)は、絵を描くようになり、ゲイの芸術家は
それを自分の作品として発表して世界的な評価を得る。
その後、ゲイの芸術家は交通事故で死亡、食料の供給が断たれた
地下室は地獄と化す、危機を悟った母親は残った食料をすべてコグマに与えた。

遺品整理のために来た知人が地下室に入ったとき目にしたものは、
地下室の壁に絵を描き続けた末に栄養失調で倒れた6歳のコグマであった。
母の遺体を食べて生きながらえたコグマが自分の糞尿で絵を書いていたのだ。

緊急搬送されたコグマは現代医療を拒否するように息を引き取った。