RRがしつこく英国製エンジンの次期戦闘機へのRR製ペーパープランエンジンの採用を持ちかけたのは
日本が英国製エンジンの採用をすると次期戦闘機計画を英国の強い影響下に置くことができるから

目的の1つはRR製エンジンを採用させるとIHIは単なる実験用エンジンを開発しただけのメーカーにとどめることができる
RRとしてはIHIを強力なライバル企業になることを阻止することに成功する
F9エンジンの量産実績ができるのと単にXF9-1を試作しただけでは全く評価が変わってくる

もう1つはRRがエンジンを握ってしまえば機体規模がテンペストと同じ程度になるのは確実で
機体設計を別の機体にするというのはコスト的に非合理にすることが可能であり
日本をなし崩し的にテンペストの日本仕様の採用という方向にもっていくことが可能になるから
当然のことながらなし崩し的に日本の出資を受けられることになる

最悪の場合はアメリカ同様にエンジンをネタに日本を引きずり回すことが可能になる
防衛省も英国の意図がわかってるから今年度からさっさと実用エンジンの設計に入っている
英国との協力関係というのがレーダーの共同研究くらいしか纏まらない背景は
英国もあの手この手で日本を都合良く使おうという意図が見えているから