>>897
なんか勘違いしてるみたいだけど、>>890で言ってるのは「中SAMのように巡航ミサイルや航空機を目標とする空力操舵SAMは、>>887のグラフのような理想的な(そして超高高度を通過する)プロファイルをとる場合、中間段階での誘導が全くできず目標に会合できない」「すなわち中SAMは理想的な弾道飛翔をすることはないし、実際にはディプレスト軌道のように最高高度を抑えねばならないから、グラフのような100kmもの射程を発揮することは不可能だ」ということだよ

もちろん>>894に書いてある通り、SM-3、THAAD、高高度迎撃用飛しょう体のように厳密な軌道計算やスラスター制御によって高高度目標迎撃に特化したミサイルもあるけど、それはあくまで比較的低空かつ高機動の目標である航空機・対巡航ミサイルを捨ててるからこそできること
さらに言えば新艦対空も中SAMと同様に空力操舵だから概ね高度30km以上ではコントロールが効かず、やはりグラフのような極端な弾道飛翔で射程を稼ぐのは現実的じゃないし、THAADや高高度迎撃用飛しょう体のような高高度での迎撃も難しい