東レのa-vaRTM での炭素繊維成形法があまり使われていないなと思ってたら、東レは2019年にオートクレーブを使わない真空圧成形法を編み出した。
多分RTM では充分な品質が作れなかったんだろうな。

真空圧成形法だとオートクレーブとほぼ同じ品質になるらしい。
オートクレーブ無しなら初期コストを大幅に削減できる。

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もう一つの素材である熊大マグネシウムの航空機への採用が遅いなと思ってたら、比降伏強さや破壊靭性が足りなかったみたい。

KUMADAIマグネシウム合金の強靭化に成功〜航空機実装化へ大きく前進 ...
2020/06/30
https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/sizen/20200630
KUMADAIマグネシウム合金の強靭化(きょうじんか)に成功しました。
これにより、従来の航空機用高強度アルミニウム合金に匹敵する破壊靭性※1と最大15%程度の軽量化が可能な機械的強さを持つ“軽くて強くてタフなマグネシウム合金”を実現することができ、航空機実装化を大きく前進させることができました。

熊本大学は三菱重工業鰍ニ共同で研究開発を進めてきました。

今後は、@更なる高強度化と強靭化ならびに不燃化を図るとともに、A具体的な航空機部品の試作とその評価をボーイング社(The Boeing Company)などの国内外の航空機メーカと共同で進めていく予定です。