割と無視されてるけど2019年12月にだされた教育体系についての情報要求は重要だぞ
あれって民間委託の話だけでなくF-35等のパイロット教育に適した体系の情報要求してるから
つまり初等練習機だけでなく上級の練習機に関する水面下での検討が始まったことを意味する

F-35&F-3時代に合わせて現行体制(T-4→F-2B&F-15DJ)を改変検討ということ
現時点で将来の教育体系や将来練習機のコンセプトを持ってないと有効な提案をできない
当然のことながら練習機でどこまで教育するのかというのも検討対象なので
今期末のT-7後継機選定に続いてT-4後継機も来期の早い時期に検討に入る可能性を示唆している

この時点で将来練習機に関するコンセプト研究すら国内から出てないのは相当に国内開発には不利だぞ
こういう教育体系でこういう機材を用いてパイロットを育成するという具体的提案を国内メーカーはできないから
ボーイングやレオナルドならT-7AやM-346とシミュレーターを使って具体的こうやるという提案ができるが
国内メーカーはコンセプト研究もしてないから提案しようがない
国内開発を視野にいれてる場合は事前に防衛省と国内メーカーが一体になって将来練習機のコンセプト等をまとめる
どうも今回は唐突に情報要求からきたから国内開発は視野に入ってないな