>>810
>第一次世界大戦のドッグファイトは格闘戦のみでまだ一撃離脱戦法は存在してなかったのでしょうか?
空戦における格闘戦は機体に要求される能力やパイロットの操縦テクニックとしても特殊な技能戦術です。
また空戦の理想としては、敵機に気づかれる前に接近し、命中弾を与え、反撃される前に退避する、これに尽きます。
これは一撃離脱戦そのものです
つまり、空戦において一撃離脱戦は空戦術の一つと言うよりは、もっとも基本的な戦術であり、かつ、急旋回や宙返り
などの特殊飛行がまだ不安な機材でも安心して行える唯一の空戦術です
よってWW1で飛行機が兵器として登場し、固定機銃を備えた駆逐機の発想が生まれた初期にはむしろ一撃離脱戦の
方が主流で、そのうち連続急旋回や宙返りなど、機体に自信を持ち始めてから特殊な戦法として格闘戦術が生まれた
私見ではありますが、順番的には逆であろうと考えております。