2021.01.28
性能向上が約束されているF-35ブロック4、兵器搭載量も航続距離も大幅に増加
https://grandfleet.info/us-related/f-35-block-4-promised-to-improve-performance/

F-35にとって重要なブロック4へのアップグレードは開始されており、予定されている66の機能が全て実装されれば
F-35のセンサー性能は格段に向上して、ウェポンベイの兵器搭載量は50%増加、航続距離が25%増加すると予想される。
(中略)
政府説明責任局(GAO)に報告では「ロッキード・マーティンはブロック4のアップグレードをインストールすることで
正常に作動していたブロック3Fの機能に問題が生じる問題への対応に追われており、ブロック4で提供されるはずの
機能実装が2024年まで全て提供される可能性は低く、少なくとも2026年以降にずれ込むはずだ」と指摘しており、
各国が運用中のF-35がブロック4へ更新を完了するのは2030年頃になるのではないかという見方もある。
(以下略)
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このまま順調(?)にブロック4の開発が遅れていくと、F-3の実戦配備と空自F-35Aのブロック4改修が
ほぼ同時期になる・・・なんてことも有り得るか。

その他、
・F-35のタッチスクリーンで誤操作が多発(コマンド入力の約2割)
・F-35の音声コマンドは、強烈なGがかかった状態では当てにならない
等々、ブロック4関連以外にも解決すべき問題がいくつかある模様。

この他、明るい話題として
・AIM-260の射程はAIM-120の約2倍(約300km)になるかも。
・レイセオンは自衛用の小型ミサイル(MSDM)の開発中(2023年にプロトタイプ納品予定)
だと。