2021.01.30
アップグレード完了でF-22Aは2060年まで飛行可能、但しラプターの将来は未知数
https://grandfleet.info/us-related/u-s-air-force-announces-completion-of-upgrade-to-f-22a/

米空軍は27日、第5世代戦闘機F-22Aに対する機体構造のアップグレードが完了したと発表した。
(以下略)
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(まとめ)
・構造上の欠陥を修復した結果、F-22Aの機体寿命は1万6,000飛行時間へと延長。(=2060年まで運用可能)
・次世代戦闘機の開発が予想より早く、2030年代に登場するかもしれない。
・今後のF-22Aのアップグレードは次世代戦闘機開発との予算の取り合い。
・2019年に結んだF-22保守契約(オプション込)の70億ドルのうち、約半分がコーティングの維持に使われる。
・LMではコーティング費用の削減を研究中だが、上手くいかないと2045年までに100億ドル以上の費用が発生する。
・F-35Aの調達コストは下がっているが、運用コストは3万ドル台と負担が大きいので、LMとF-16V調達の話し合い中。

国防予算を削る気まんまんの売電政権が、予算を増額してくれる可能性は低い。
このまま次期戦闘機開発も延期、F-22Aの可動率も低下、という暗い未来しか思いつかに。

当然、在日米軍基地にローテーションでやってくるF-22の機数も削減される可能性ががが