独VW、半導体不足はサプライヤー側の生産計画が原因と示唆
jp.reuters.com/article/volkswagen-chips-idJPKBN2AF1YG
>VWの幹部は匿名を条件にロイターに、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)により世界各地で自動車生産が停止していた昨年4月時点で同社は既に、サプライヤー側に2020年下半期の力強い回復を見込んでいると伝えていたと述べた。
>同社は、昨年11月末にサプライヤーのうち1社から半導体不足について知らされたが、警告のタイミングが遅過ぎたとしている。
>幹部は「われわれは当社側の要求を早い段階で伝えていた。要求を裏付ける当社の予測も伝えていた」と強調。
>「サプライヤーがわれわれの数字を信じないで自らの予測を参考にするのならば、そのようにわれわれに知らせるべきだった。実際は知らされなかった」と語った。


半導体ショック トヨタが生かした「3.11の教訓」
www.nikkei.com/article/DGXZQOFK124X70S1A210C2000000/
>世界的な半導体不足の中、販売計画を上積みできるのは、間もなく10年を迎える東日本大震災以降の、調達力強化の取り組みが結実したためだ。
>記者会見でトヨタの近健太執行役員は、「半導体の供給が逼迫しているのは当社も同じだが、足元の減産は見込んでいない」と言い切った。
>震災時に部品の供給が滞り減産を余儀なくされたことから、トヨタは13年にサプライチェーンの情報システム「レスキュー」を立ち上げた。
>部材ごとに2次、3次調達先を含めて、複雑に絡み合うサプライチェーンのどこに供給リスクがあるのかを可視化できる。
>半導体については「1〜4カ月の在庫を保有するようにしていた」(近氏)という。