この多島海域における海洋戦についての構造理解は「太平洋島嶼戦」瀬戸利春(作品社)における分析と
航空威力圏推進の意味の解説が非常に参考になると思います。

なお著者は用兵思想史ゼミの同志ですので、戦争階層、作戦術、ドクトリンというものとそれらの関係性について
ゼミで研究し共有した認識を元に、それらの海への適用として書かれております。