>>394
>あたり前ですが、必要な兵士の資質は「明確な目的
>意識」を持ち「明朗快活」で「仲間との協調性」を
>持った兵士です。

それはその通りで全く否定はしません。
ただ、大量動員、国家を上げての全面戦争になり、玉石混交で兵士が前線に送られた際に、文句や不平を言うのみならず、我を通そうとしてサボタージュまがいの振る舞いをする愚民が比較的少ないのではなかろうかと思うのです。
貴兄の金言の通り全ての兵が目的意識を持った上で指揮に従うのが一番望ましいのですが、それはなかなか難しいかと。
その上で、
○「やってられるか!」と思っても、他の皆がやってるから渋々従う国民性。
○「皆がやってるからやらなきゃダメだよねっキリッ」と言われて、「いや、オレはそう思わない、個性が大事、自分は自分らしく生きる」とか青臭いこと言って従わない者はほとんどおらず、大半が「そうだね、皆で我慢してるんだから自分も我慢しなきゃ」と、むしろ前向きに協力する国民性。
というのは「誉れ」ではないでしょうか。
極限状態での恐怖の中でも、我々日本人はその国民性を発露すると思われます。
明朗快活で目的意識は高くなくても、仲間との協調性という部分が前述の国民性に当たると思います。
あとは目標と命令を出しさえすれば、責任感に裏付けされた自己犠牲の精神で、任務を完遂しようとするのではないでしょうか。