【現代ビジネス】 中国の「海底ケーブル切断」で「島国が完全に孤立化」の危機…!中国軍が進める「沖縄封鎖作戦」の実態 [3/25]
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多くの米軍、自衛隊が駐屯する沖縄は台湾統一を目指す中国にとっては目の上のたんこぶだ。しかし、彼らはすでに沖縄が抱える致命的弱点を見つけている。
中国軍が密かに進める恐怖の作戦とは―。

・台湾の海底ケーブル切断は「対岸の火事」ではない
「うっかり海底ケーブルを切断したと主張している漁民の正体は、中国海警局の訓練を受けた民間工作員の可能性が高い。
3月13日に閉幕した全人代では習近平が国家主席として3期目に入り、中央集権体制が強化されました。特筆すべきは指導部内で、『福建閥』の台頭があったこと。
台湾海峡に面する福建省の人材を重用する人事は、台湾侵攻を見据えたものです。
さらに、福建省の省都である福州市の公安局が中国共産党の情報機関『統一戦線工作部』に吸収合併されたそうです。
これにより、福建省の漁民が諜報組織とともに高度な工作活動に従事できるようになった。
『切断事故』は今後より巧妙に、そしてより頻繁に行われるようになるでしょう」(情報安全保障研究所首席研究員の山崎文明氏)
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「台湾統一を見据えた情報封鎖の予行演習であるとも考えられる」と警鐘と鳴らす。
この台湾の海底ケーブル切断は、日本にとっても他人事ではない。'25年までに起こると予測される台湾有事。
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が行った机上演習によれば、台湾防衛は「自衛隊の関与」「沖縄米軍基地の使用」が前提とされている。沖縄は台湾防衛の最重要拠点なのだ。