>>465
ナチスの否定に関して面白い記事が。

ドイツ人が封印した過去「ドイツ帝国」とはどんな時代だったのか
帝国建国150周年を機に振り返る
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79932

(抜粋)
封じ込めの理由は、歴史的な解釈というより、政治的判断だ。言うなれば、ドイツでは今なお、
「ドイツ帝国」をどう扱うべきかが確定していない。

ドイツが戦後、深刻に直面した問題は、ホロコーストという負の遺産をどのようにして取り除いていくかということだった。
ナチズムに対する反省、そしてそこからの脱却こそが、ドイツ人が新しく出発するための喫緊、かつ最大の課題だった。

そこでドイツが取ったのは、ナチを絶対悪と定め、戦後のドイツから切り離すという手段。
つまり、「現在」と「未来」を救うために、彼らは「過去」を切り捨てた。

それは、ドイツの歴史を、ヒトラーを境に「前」と「後」に真っ二つに分断することだった。
「後」の世界に生きるのは反省後のドイツ人で、「前」の悪しき物は引き摺っていないと言うのが、
戦後ドイツの大前提となった。ドイツの近代史の解釈には、是々非々はなかった。
(中略)
蛇足ながら、ビスマルクは驚くほどインパクトのある人物だが、今のドイツでは、あまり評価されていない。
ファンは日本の方が多いのではないか。
-----

現在のドイツは、「ナチス前」を切り捨てた上で成り立っている状況だそうで。
まるで、第二次世界大戦後に誕生した新国家のような扱いですな。

#('・c_・` )ソッカー、ビスマルクは母国であまり人気がないのか。