2021.02.25
役に立たない? アルメニアとロシアの間で勃発した弾道ミサイル「イスカンデル」論争
https://grandfleet.info/european-region/ballistic-missile-luis-kandel-controversy-broke-out-between-armenia-and-russia/

(抜粋)
しかしアルメニアのサルキシャン大統領は最近「この決定的な切り札をパシニャン首相が紛争の初期段階で使用しなかった」と批判、
これに対してパシニャン首相は「大統領はアルメニア軍が使用したイスカンデルが正常に作動して爆発しなかったこと
正常に作動したイスカンデルが10%に過ぎないことを知っており、その事についても大統領は話すべきだ」と語り注目を集めている。
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つまり、アルメニア首相は、
「ロシア製弾道ミサイル、イスカンデルは使い物にならねぇ」
と言っちゃったと。

当然、ロシアは激おこである。
  ↓
2021.02.26
アルメニア首相の失言にロシア激怒、政治的にも道徳的にもミサイルを扱う資格はない
https://grandfleet.info/european-region/russia-rages-at-armenian-prime-ministers-misrepresentation/

(抜粋)
さらにコロチェンコ氏は「アゼルバイジャンとの戦いで負けた責任をロシアに負わせるのではなくプロフェッショナリズムの観点から見て
アルメニア軍の準備は十分だったのか自問自答する必要があり、このような行動はロシアのパートナーとしてだけでなく
CSTO(ロシア主導の集団安全保障条約機構)のメンバーとしても相応しくない。
特にパシニャン首相のレトリックは誤りであるだけでなくロシアに対する敵対的言動だ」と強烈に批判した。
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果たして、イスカンデルは使い物にならないほど酷いミサイルなのか、あるいはアルメニア軍の練度が低すぎて
イスカンデルを使いこなせなかったのか、はたまたその両方なのか・・・

真実は闇の中である。