右も左も口をつぐむ“司馬遼太郎タブー”の実態<評論家 佐高信>
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 司馬遼太郎と藤沢周平の最大の違いは何かと言うと、女性の読者が司馬にはほとんどいないということですね。藤沢ファンは私の周りだと落合恵子さんとか宮部みゆきさんとか吉永みち子さんとかがいます。司馬作品は股間に何かぶら下げている人の喜ぶ作品なんでしょう。司馬は差別や格差に鈍感なんです。女の人っていうのは自分たちが社会から差別されているから、そういう目線に敏感ですよね。

 司馬の小説には体育会系の部室みたいな空気がある。読む栄養ドリンクみたいなものかもしれません。本当に健康になったわけじゃないんですけど、一瞬、元気になった気がするだけということですね。もう一つ言うと司馬の目線は上から見た統治者の目線です。一方、藤沢は下から目線で社会党や共産党の政治家が好みますね。司馬は与党で良くて体制内革新と言ったところ。


ただ単に司馬がお前が嫌いな属性ってだけじゃん。なんで差別とか関係ない作品で差別をことさら際立たせて主張せねばならんのだ。お前らパヨクが嫌われるのはそういうところだぞ?