日露戦争時の野砲には榴弾じゃなくて榴散弾と鋼性銑榴弾だし
15榴や12榴のは破甲榴弾だから、そりゃそうだろという結果じゃろ
これでどっちのが陣地崩せるってあたりまえの話で
もちろんそやって陣地崩す武器だからこそ陣地に当たらなきゃ意味がないの
陣地は広いたって、塹壕幅は狭いし、そこの影響出せる範囲は数メートルだから
その凄く狭い幅に「当てる」ことが求められるわけ

破片威力が違うってのも、弾で違う
陸軍の野砲弾だって威力半径30mと算定される鋼性銑榴弾は
破片が細かいので30mより先はクソしょぼいと判定されるが
逆に20〜22mと判定されてる榴弾は弾殻が強靭だから破片密度低く「1平米あたりに威力のある破片がある半径」は小さいが
その破片の殺傷威力は30mを超えてもなお大きいと算定されてる。
どの弾が何の弾に対して何が優位なのかは色々なんだよ。

破片の威力はあんまし弾丸サイズに依存せず、ほぼ弾殻材質と炸薬比で決まる
威力半径は破片密度も来るから、破片数つまり弾の口径も加わるけどな