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一部転載

三菱重の小牧南工場(愛知県豊山町)内で作業する。飛行制御やエンジン、ソフトウエアなど部門ごとに設計室を備える。いま各社の技術者が200人以上集まる態勢だが、将来的に500人規模に増やす。

防衛省は20年12月、次期戦闘機の開発でロッキードから技術支援を受けると発表した。日米両政府で支援内容を詰め、21年内に契約する見通し。

同社が持つ最新鋭の戦闘機技術をどこまで日本勢に公開するかが焦点になる。日米の防衛産業の協力関係が深まれば、日米同盟の一層の強化につながる。

戦闘機開発計画をもつ英国とも分野別の協力を探る。エンジンやレーダーを想定し、BAEシステムズやロールス・ロイスが関心を示している。開発や生産の経費削減をめざす。