ジパングや空母いぶきをみて自衛官をバカにしているとか、帝国軍人を侮辱するなとか
沈黙の艦隊をみて現役艦を沈めるのはやりすぎだとか
いう評論家はいない

火垂るの墓で海軍将校の子息たちが乞食のような生活をして同期たちは何をしているんだってツッコミはあるけど、
テレビや新聞でそれを根拠に火垂るの墓を批判するところはない

野良歴史家の歴史探偵【前編】『火垂るの墓』を冷酷に時代考証してみる

高畑勲監督の名作『火垂るの墓』は、戦争という大人の勝手に振り回される幼い兄妹、そして戦争という大きな渦の中、ゴミのように消えていく二人の命。号泣不可避の映画です。
イギリスの映画雑誌でも、見た後トラウマになる映画の第6位にランクインしたとか。

しかし、こんな泣ける映画に


ちょっと待った!その設定おかしい!

とクレームをつけた…じゃなくてある人たちがいました。
それが元海軍士官たち。

彼らはあの映画のどこに怒りを感じたのか。

https://yonezawakoji.com/hotarunohaka_part1/