ボデイビル芸人、マッスル北村の死因は
自己の意思による餓死

>>> 二浪の末に東大合格 → ボディビルに熱中し中退

大学へは猛勉強の末、二浪で東京大学理科2類に合格。この東大時代、彼はボディビル部の先輩に進められるままに、関東学生選手権へ出場。 当時の北村は、スポーツ万能だったものの、ボディビル経験ゼロ。鍛え上げた他の出場選手に比べればヒョロヒョロもいいところで、「惨めさで泣きそうになった」と後に語っています。

その悔しさをバネに、彼はボディビルディングに熱中し始めます。卵20〜30個、牛乳2〜3リットル、鯖の缶詰3缶、プロテインの粉末300g……。これら全てを、消化剤により無理やり吸収する日々を送っていたとのこと。 その間、学業はそっちのけ。激怒した父親からダンベルシャフトで頭を殴打され、左目が網膜はく離になるという大怪我を負います。

このように、どれほど両親から反対されてもボディビルへの熱は冷めやらず、ついには東大を中退。 その後、人の役に立ちたいとの一心で東京医科歯科大医学部へ入学するも、やはり、「ボディビルを極めたい」との想いが勝り、またしても自主退学してしまいました。