2021.03.11
盛り上がってきた次期MQ-X、米空軍がMQ-9の後継機に関連したRFIを発行
https://grandfleet.info/us-related/u-s-air-force-issues-rfi-related-to-mq-9-successor/

米空軍は今月10日、次期MQ-XもしくはMQ-Nextと呼ばれている無人航空機「MQ-9リーパー」の
後継機に関連したRFI(情報提供依頼書)を発行して注目を集めている。
(中略)
今回発行された「Request for Information-Next Gen Multi Role UAS」の内容を要約すると
大国間の戦いを想定した設計、MQ-9よりも長い滞空時間、再使用が前提だが消耗にも耐えられる
調達性(低コスト)、AIを使用した自動化の強化、統合全ドメイン指揮統制(JADC2)への対応、
迅速で再構成可能なモジュール式ペイロードを採用した無人航空機を米空軍は求めており、
センサーパッケージを搭載することで分散型の早期警戒網構築に対応したり、価値の高い空中給油機や
各種偵察・情報収集機などを空対空ミサイル等を搭載して護衛することを想定しているのが特徴だ。

つまり米メディアの指摘通り上記の内容がMQ-9の後継機に求められる要件であれば、
次期MQ-Xは依然から脆弱性が指摘されていた早期警戒管制機「E-3 セントリー」の問題を
解決するため重要な役割を担うことになるのかもしれない。
(以下略)
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米空軍、いよいよ本格的に無人機による分散型早期警戒システムの構築に乗り出すんかね。