第一三共、アストラ社ワクチン製剤化 国内で11日開始
産経 2021.3.12 12:26経済産業・ビジネス

第一三共は12日、英製薬大手アストラゼネカが厚生労働省に承認申請中の新型コロナウイルスワクチンについて、国内でワクチン原液を容器に
詰めたり包装したりする「製剤化」を開始したと発表した。
第一三共はアストラゼネカから提供を受けたワクチン原液を製剤化する契約を結んでおり、11日に子会社第一三共バイオテック(埼玉県北本市)
の工場で始めた。

具体的な量などは明らかにしていない。アストラゼネカの広報担当者は「ワクチンが承認され次第、速やかに国内供給する」と話した。

日本政府はアストラゼネカと1億2千万回分(6千万人分)のワクチン供給の契約を結んでいる。
このうち約3千万回分は、海外から輸入したアストラゼネカの原液を、第一三共や明治ホールディングス傘下のKMバイオロジクス(熊本市)が製剤化する。
約9千万回分は医薬品メーカーのJCRファーマが原液を神戸市内で製造する。
https://www.sankei.com/economy/news/210312/ecn2103120018-n1.html

いつまでも日本への供給がはかどらないファイザーのワクチンのみでは、只でさえ周回遅れな日本のワクチン接種は一層世界から取り残されるのだから、
厚生省も一日でも早くアストラゼネカのワクチンを承認して接種に漕ぎ着けて欲しいのですが。