シミュレーション上ではもう、アメリカ軍は中国軍に常敗らしい


米、崩れる軍事的均衡に焦り 中国、予想上回る軍拡ペース
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021031900877

中国が急速に軍備拡張を進める中、米国では崩れつつある米中の軍事的均衡に焦りが強まっている。
自信を深める中国が台湾や南シナ海、東シナ海で軍事活動を活発化。
米国に代わり、地域覇権を握ろうとする動きを加速させているためだ。

「負け続きだ」。
米軍筋は台湾や日本周辺有事を想定した紛争シミュレーションで、米軍が中国に敗北するケースが常態化しつつあると語る。

2025年時点の米中両軍の戦力比較によれば、西太平洋に展開する空母は米国の1隻に対して中国は3隻。
多機能戦闘艦は米国12隻、中国108隻と予想される。
紛争発生時にアラスカや米西海岸から部隊を増派しても、
中国が軍事上の防衛線として設定する日本列島から台湾、フィリピンへ至る第1列島線到着まで2〜3週間かかるため、
地の利がある中国の数的優位を覆すのは困難だ。

インド太平洋軍のデービッドソン司令官は今月、上院軍事委員会の公聴会で、中国の軍拡が予想を上回るペースで進んでいるとして
「通常戦力による米国の抑止力が崩壊しつつある」と警告。

中国は当初、50年までに米国から覇権を奪うことを狙っていたが、
「その目標を前倒しする可能性がある」と危機感を示した。

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