米空軍 F-16後継の新型戦闘機コンセプト決定
2021年03月21日 02:19

技術誌「ポピュラー・メカニクス」によると、米空軍はF-16に代わる質的に新しく、現代の傾向を
取り入れた戦闘機を導入したいと望んでいるという。米空軍のブラウン参謀総長は、そのような
ジェット機は今のところ存在しないとしつつも、デジタル工学の新技術により2030年までに運用
可能との見解を明らかにしている。
2030年という目安は偶然ではない。F-16の耐用年数はちょうどその頃までに終了を迎え、後継機
導入を急ぐ必要があると同誌は指摘している。プロセスを加速化するため、F-35ジョイントストライク
ファイターやユーロファイター・タイフーンなどの航空機製造時にすでに適用されているアイディア
を使うこととなった。新コンセプトはF-36と題された。
新型戦闘機は軽量で安価になるという。一方で最大の特徴は新技術の導入に素早く対応する
能力になる。F-36コンセプト発案者は同誌インタビューで、F-35がフェラーリで、F22がブガッティ・
シロンだとすると、F-36はNissan300ZXだと例えた。まさにこのような航空機を現在の米空軍は
必要としているという。F-36は爆弾やミサイルを内部・外部に搭載可能。一方でステルス技術は
採用されず、代わりに地上標的を効果的に破壊する大砲を搭載することになる。
スプートニク通信では以前、米空軍の第5世代戦闘機F-35ライティングIIの開発に係る諸問題に
ついて取り上げた。

https://jp.sputniknews.com/science/202103218246347/

プロボックスにしておけよ。