MSイグルーの監督。
第1作では、ジオン側が感動的かつドラマチックな描かれ方をされているのに対し、連邦軍側ではまるでヤクザみたいな軍人達が多数登場し、新兵を盾にしたり新兵を切り捨て敵ごと撃墜する描写もある等、軍隊というよりもテロリストに近い有様から、一部視聴者からは「やりすぎだ」と批判され、それに開き直った今西隆志監督自身も「ヤンキー軍隊」などと酷い呼び方までしている。
連邦側を視点に描く第2作では、「連邦=絶対悪」の印象を誇張する描写は多少抑えられたかと思われたが、「連邦は敗者でなければならない」という本作のカタルシスそのものは貫かれ、どの話でも連邦軍人達が犬死同然で死んでいくと言った悲惨な描写ばかりとなり、今西監督本人も自身の連邦嫌いの感情を誇張させた上で透写した作品内容である事を認めている(本人曰く「連邦の士官で良い人なんて、マチルダさんしかいない」との事)。

「連邦の士官で良い人なんて、マチルダさんしかいない」
「連邦の士官で良い人なんて、マチルダさんしかいない」
「連邦の士官で良い人なんて、マチルダさんしかいない」
「連邦の士官で良い人なんて、マチルダさんしかいない」