>>497
その話は又聞きだろうから、不正確で不十分な点が散見される

アイオワの水中防御が完璧だったなど、誰も言っていないことを持ち出して、アイオワだって欠陥があったというのはいつものパターン
いい加減卒業してほしい

アイオワ級では、高速発揮のための船体形状から1番バーベットの水中防御深さが足りないことは認識済み
ここの容積を増やすことで許容できない速度低下を招くので放置された
つまりは欠陥を認識しつつ妥協した

サウスダコタ級水中防御のケーソンテストは1938年ではなく1939年が正しい
フィラデルフィア海軍工廠で実施
この時に発覚したのは、舷側下部装甲の剛性が高すぎることで、爆発エネルギー吸収のため適切に変形しなかったことが問題視された
この時点でアイオワ級の設計変更が間に合わなかったため、これも認識済欠陥の妥協

のちに1943年、ミッドウェー級の水中防御のためのケーソンテストがフィラデルフィアで再度行われ、この結果をケンタッキーとイリノイの船体には反映してパフォーマンスが2割向上したと評価されている

米戦艦にも認識済みの欠陥を妥協することは秘密でもなんでもなく、上記を書いた資料も現役中の80年代
牧野茂も、アメリカ戦艦に欠点無しなどとも言っていない

欠陥や妥協のある戦艦同士、比較すると大和には大和の弱点があったという当たり前の話をしてるだけ