米軍の分析ではアメリカの優位はもう無く、むしろ不利と判断している模様
どこかのネトウヨとは違い米軍は現実を冷静に判断してる


「予想以上」の中国軍拡=米軍優位性、既に喪失

「中国の技術革新は米国をしのいでいる」。
米海軍幹部らは4月、上院軍事委員会の公聴会で中国の海軍力増強や新型兵器開発に危機感をあらわにした。
中国は軍事力について「自衛目的」と主張する。
だが、国防総省によれば中国海軍の保有艦艇数は300隻を超える。

米太平洋艦隊で情報部門トップを務めたファネル元大佐は、中国海軍が過去4年間で米軍の4倍以上の艦艇を建造したと分析。
「30年には中国海軍は水上艦450隻以上、潜水艦110隻近くを有することになる」と予想する。
これに対し、米海軍は現在289隻態勢。34年までに355隻態勢への拡大を目指すが、予算上の制約などから実現は疑問視されている。

米軍は潜水艦の能力や将兵の経験で優位性を保っているが、その戦力は全世界に分散しており、
西太平洋における「数の利」は中国側にある。

また、中国は「空母キラー」など多数の対艦弾道・巡航ミサイルを配備し、
米国の「海軍力の象徴」とされる空母が中国近海に展開するのを阻む。

一方、ロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約に縛られていた米軍は地上配備型の中距離ミサイルを保有していない。
ファネル氏は「米軍は艦艇建造とミサイル技術・保有数において不利な立場に置かれている」と語る。

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