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> 「戦車屋」の数合わせの威力偵察論には懐疑的。

威力偵察は歩兵(普通科)だけでも実施します。
(戦車配属がなくても)

神学論争ではない、完全に別の概念。

以前の野外例では「限定目標の攻撃」に分類されていました。
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1 限定目標の攻撃は、攻撃の究極の目的である敵部隊の撃滅を直接のねら
いとせず、達成すべき目標を自主的に限定して、所望の効果を獲得すること
をねらいとする攻撃行動である。
2 限定目標の攻撃は、敵を牽制・抑留若しくは欺騙する場合、又は逆襲、
威力偵察、襲撃若しくは夜間攻撃等の各種の場合に行われる。
3 限定目標の攻撃に使用する勢力は、その達成すべき目標又は状況によっ
て異なるが、いかなる場合においても、攻撃地点における相対戦闘力の優勢
を保ち、戦闘指導の方針を確立し、断固たる決意をもって攻撃を実行しなけ
ればならない。
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一部をもって行う限定目標の攻撃
部隊が、威力偵察又は陣前の要点の先取等のために、一部をもって限定目
標の攻撃を行う場合には、その攻撃が部隊全般の決戦に発展しないための準
備及び戦果を拡張するための準備等を適切にすることが特に重要である。
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また、威力偵察は奇襲要素を減じる事になるので、奇襲効果を優先する場合、実施なしで行う事も多いです。
(それこそ敵の準備未完に乗じるなど、我に時間がない場合)