日本人は、いい加減「アメリカの戦争に<巻き込まれる>」という認識を捨てて欲しい
戦前は満州・中国の利権にアメリカを閉め出そうとした結果
アメリカをかえって中国と接近させて、米中から挟撃されて先の大戦の大敗に至った
胡適の「日本切腹、中国介錯」の戦略をググって知って欲しい、常識にしてほしい

日本は、日露戦争において満州で支払った<血の代償>を求めすぎて満州を手放せなかった
戦争中、資金面で恩義のあるアメリカを追い出してまで独り占めしようとした
結果、招いたものは中国とロシアに挟み撃ちにされる虎口に入り込むという愚行だった
その結果は「ソ連参戦による満州での大敗→虐殺→残留孤児→半グレ」という悲惨なものだ
いわば、戦前の日本はここに「アメリカを<巻き込まない>」戦略をとってしまったのだ

そうではなくて、日本の取るべき道は「アメリカをどんどん<巻き込む>」戦略なのだ
戦後のアメリカが、朝鮮戦争を経て韓国を<血の代償>のために手放せなくなったように
アメリカを中国とロシアに対峙させる、日本とともに最前線に立つように仕向ける
だから、日本は「アメリカの戦争に<巻き込まれ>ている」のではなく、
日本こそがアメリカを、中国とロシアとの戦争にどんどん<巻き込んで>いるんだ
日本人は、この「アメリカを戦争に<巻き込んでいる>」ことを自覚して規範にしてほしい

これだけが、日本が残逆な中国とロシアから生き延びる方法であり、
また、韓国ではなく日本こそがアメリカにとって、「唇亡びて歯寒し」の関係なのだ
日本を失うことはアメリカにとって「太平洋の覇権・自由行動」を失うことを意味する
それは西海岸がいつ襲われてもおかしくないということだからだ
逆に言うと、豊臣秀吉の朝鮮征伐の際、明が朝鮮に兵を出して助けたのもまた
朝鮮半島こそが中国にとって、「唇亡びて歯寒し」の関係だったからなのだ
アメリカが日本を助けるのは、日本のためじゃなくてアメリカ自身のためであり
中国が朝鮮半島を助けるのもまた、朝鮮半島のためじゃなくて中国自身のためなのだ