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講書始の儀の内容らしいがこれが相乗されたの
「日米同盟プラス日中協商」とかソ連という共通の脅威無しに成立不可能では

米中の新たな遭遇と日本
兵庫県立大学理事長 神戸大学名誉教授 五百籏頭 眞

振り返れば,20世紀の日本は,両側の大国である中国と米国に対して戦争を開始し,1945年の亡国を招きました。
それ以後の日本にとっては「日米同盟プラス日中協商」が生存と安定のため不可欠な要件であることが明瞭です。
ただ,いかなる国も「ゆく河の流れ」のように激しく逆巻き流れ行きます。
今,米中両国は地上の2大国として再び相まみえようとしています。
両国はどう “engage”するのでしょうか。「エンゲージ・リング」は婚約指輪でありますが,もともと剣と剣の先が交わるのがengageです。
対決と協力の双方の契機を含みつつ,米中は新たな遭遇の時を迎えています。
その帰すうによっては,「日米同盟プラス日中協商」という日本外交の要件も消散するかもしれません。
https://www.kunaicho.go.jp/culture/kosyo/kosho-r03.html