この辺も関係ありそう?
http://angelof.web.fc2.com/sub330.htm
航空特九一揮発油
横空にて十二試艦上戦闘機の試験飛行を行われていた頃既にペーパーロックの問題が表面化していた。
当時の燃料の蒸気圧は6ポンドと規定されていた為で、
この蒸気圧が高いと上昇時に外気圧が急激に下がるため蒸発損失が激増しペーパーロックが生じた。
この燃料の熱損失によって生じる蒸気圧のベーパーロックの発生を少なくする為に
星宮技術大尉が主任となって蒸気圧約2ポンドの航空燃料を製造した。
試験飛行の結果、零戦に使用される燃料の蒸気圧は2ポンドに抑える事に改定し、
三燃製油部にその製造を委託した。
因みに蒸気圧をあまり低くおさえると、寒冷時におけるエンジンの始動や暖気運転が困難になる矛盾がある。