>>427
>山県有朋の構想の変遷が切ない。
>当初は李朝を近代化させて、朝鮮半島にロシアの南下や清朝の東進を防ぐ信頼できる同盟国を造ろう!  ・・・だったのが

>近代化は拒まれる上に、自主独立の気概もない。そもそも国内統治すらマトモに出来てない!
>近代化・独立支援しても効果がない上に、このままだと連中清かロシアに飲み込まれて日本の国防上の脅威になるぞ! 
>この上は日本が直接保護するしかないのでは…

>って1880年代から90年代にかけて朝鮮半島の実態を知れば知るほど国防上朝鮮半島には併合以外の道がないと追い詰められていく様が・・・

そりゃまーこんなガチの破綻国家↓をまともに支援教育してもどう足掻いたって列強の盾なんかにはなり得ませんからな。

635 名無し三等兵 (ワッチョイ ed5f-9lkk) sage ▼ New! 2020/11/17(火) 22:01:04.81 ID:7V+7rX070 [20回目]
たまたま聞いていた放送大学での「19世紀の朝鮮社会」の講義のうろ覚えまとめ

・朝鮮の19世紀は内政の破綻だけでも重大な社会的危機にあった
・農業生産は下がり窮乏は慢性化、水害を始めとした災害は頻発
・その背景としては当時の朝鮮の社会風土があった
・農村にあっても、両班とその奴婢以外は基本的に流れ者で土地に責任を持たなかった上に
 課税が土地所有者単位であったために共同体で農作物を作ると言う意識が出来なかった
・故に大規模な共同作業を伴う農業は出来ず、少家族単位での粗放な農業にとどまった
・17-19世紀で農地は拡大したが、土地あたりの収量を増やす方向には向かわず、農学者の警告にも
 かかわらず草木灰や糞尿などによる施肥は広まらず、無論金肥もなかった
 その上連作を構わず行い、農業生産は時代を下るごとに下がった
・山地への農地拡大を無秩序に行ったこともあり、山林は破壊され水害が頻発するようになった
・そのような環境下で増収のために政府は造幣を行ったが、官庁に溜め込まれるだけで市中への流通は限られた
・そのような社会的危機にあっても貴顕は身内びいきと内ゲバに明け暮れていた

全般的に「なりませんでした、ありませんでした、できませんでした」の連続で講義が構成されていた