足を組む米国、その傍らには日本…中国空母「遼寧」を共同監視 (朝鮮日報 4/20)

沖縄南端を通過した後、西太平洋のフィリピン海から台湾南西海域へと航行した中国の空母「遼寧」機動部隊を、自衛隊の護衛艦が近距離から
追跡・監視している写真が公開された。

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19日に香港紙「明報」が伝えたところによると、中国の空母「遼寧」および054型フリゲート(ジャンカイ級)の横を日本の護衛艦が航行する写真が
ソーシャルメディアにアップされた。
この写真について同紙は、米艦に乗り組んでいた中国系の米軍兵士がアップしたもので、中国の空母機動部隊を監視する日本の護衛艦は
「むらさめ」型もしくは「たかなみ」型と見られる、と伝えた。 
米軍と自衛隊の戦闘艦が同時に中国の空母機動部隊を監視したという意味だ。
このソーシャルメディアのアカウントのユーザーは「私は最近、南シナ海で中国艦に付いて回っている」とし、「

彼ら(中国)が台湾におかしなまねをしないことを心から希望する」という書き込みをアップしたという。 
なお報道がなされた後、写真と書き込みは削除された状態だ。

中国・日本政府によると、遼寧をはじめ6隻からなる空母機動部隊は、今月3日に沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を通過した後、再び台湾方面へと
航行する訓練を行った。
これに先立ち米海軍は今月11日、ミサイル駆逐艦「マスティン」(DDG89)の艦長が艦橋の手すりに足を載せ、フィリピン海に向けて航行する遼寧を
眺めている写真を公開した。 

この写真は今月4日に撮影されたもので、近距離で航行中の中国の空母が脅威にならないということを誇示するメッセージだと解釈された。(続く)