寿命というのを勘違いしてる人がいるが
F-2は2035年から引退開始するがキッチリそこから使えない機体がバタバタ出てくるわけじゃない
どこで引退させるかを線引きしないと後継機の開発や導入ができないから良い頃合いのとこで線引きをする
機体寿命が残っていてもPreF-15みたく性能限界が先にくれば機体寿命より先に引退が決まってしまう
このままだとF-15MSIPも機体寿命が残っててもF-2より遙に使えない機体だから維持しててもしょうがないという判断になりかねない
ズルズルと引退時期を決めないのは後継機の開発や選定が何らかの理由で迷走中ということ
T-38なんて後継機を長く決めず無理に使い続けたはよいが機動を5G程度に制限するなど高等練習機として役割を果たしてないほどになってしまった
あれだったら代役でT-45でも海軍と一緒に導入しといた方が費用対効果が良かったかもしれない

もし国内練習機開発を重要視してるならT-4に引退時期を設定するはずだよ
T-33だってT-4を開発する為に使用開始20数年の時点で引退時期が設定されてしまった
それはF3エンジンまで開発するT-4開発計画を行う為に線引きが必要だったから
後継機を開発する意欲が高い対象ほど引退時期を早めに線引きすることになる

このままだとT-4はF-3&F-35体制に適応できないという性能限界を迎えて機体寿命に関係なく引退が決まっていくことになる
例え機体強度的にはあと20年使えたとしてもF-3&F-35体制に適応できなければ引退を余儀なくされる
使えない機体を維持し続けるのは経費の浪費にしかならないから
仮に改修すると主張するならとっくに改修にとりかかってないいけない時期だ
改修も老朽化が極度に進んだ状態でやっても経費が高いだけですぐに引退になり改修のタイミングは遅すぎてもいけない

単純にT-4の機体がどこまでもつかというのは不明だろうね
だがT-4の後継機開発という観点では国内開発を前提には動いてないことを示唆している
本当に機体が限界を迎えてから開発にとりかかったのでは間に合わないのだから
国内開発前提の場合は頃合いがよいとこで引退時期を線引きするということが行われる